涼しいお話しⅢ
本日は
世界の大ちゃんがお送り致します!!
※実際に体験したお話です
これは私が3~4歳の頃のお話です
両親と共に祖父宅へ遊びに行った
私の祖父・父は炭鉱マン
祖父・父は仕事を終え
お酒を飲み
TVを見て
楽しんでいた
私『ね~ママ、あそこに誰かいるよ』
全員『・・・?』
母『どこに?笑 変なこと言う子だね~』
幼さ故、そこにいた家族は茫然とし
ただ笑い、軽く流しただけ
しかしそこへ一本の電話が鳴った
祖母『はい、もしもし・・・』
祖母『・・・・・。いつですか?』
祖母が全員へ伝える
祖父・祖母・父の顔が
悲しんでいた
内容は
以前、祖父と共に一緒に汗水を流し
共に働いた炭鉱マン
祖父もその人をとても可愛がり、兄弟の様な付き合いだったそう
炭鉱内での事故(確か爆発事故)
即死だったそうで
その方の奥様からの入電だった
母が言った
母『そこにいた人、どんな人だったの?』
私『大きい帽子に電気付いてて、ドアの前でずっとじぃちゃんを見てるよ』
そう
大きい帽子に電気
ヘルメット
そして
ただただ祖父をじっと見つめていた
祖父『会いに来たんだな・・・』
今でも少し記憶がある
悲しい目で
祖父を遠くを見つめる様に
ヘルメット
汚れた作業着と首に掛けたタオル
なぜか
怖いとは思わなかった
その日
祖父は泣いた
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