涼しいお話Ⅱ
本日は
世界の大ちゃんがお送り致します！
第2段 涼しいお話です・・
※このお話は実際に起こったお話しです
私の奥さんが出産し
産休の為、私の実家へ一か月の間お世話になりに行きました
実家は２階建で
１階には、居間・和室（両親の寝床）
２階には、弟の部屋・妹の部屋・来客用の部屋・屋根裏部屋が２部屋
私達夫婦は
来客用の部屋に寝泊まりする事にしました
奥様の日課は
私を見送り、子供の世話・洗濯・掃除に追われ
あっという間に時間が経ち
気付けば私が帰宅するという日々を繰り返していた
夜は子供の夜泣きで２時間置きに世話をし
なかなか子供が寝ない時は
ただひたすら、抱っこしたりトントンしたり
かなり疲労があった
その日は静かな夜
私も子供も
この日に限っては
爆睡をしていた様で
奥さんはホットしたように眠りに就こうと
ゆっくりと目を閉じた
その時
か、体が重い・・・
か、体が動かない・・
奥さん《きっと金縛りだ・・でも昔も経験あるし直ぐ治るよね・・》
と
次の瞬間
奥さんの耳元に
【大丈夫 何もしないから ゆっくり寝ていいょ・・・・】
若い男の声
奥さんはゾッとし
直ぐ金縛りが解けた
周りにはだれも居ない
弟も妹も
この日は居ない
両親も下で深い眠りの中だ
ふと時計を見ると
草木も眠る丑三つ時
外はその名のとおり
静寂に包まれていた
一体何者なのか
未だに不明である
私達には見えない
何かが
家に入り
いたずらに
呟いていったとでもいうのだろうか・・・
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